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ガベージマットを使用した不要なオブジェクトのマスク

不要なオブジェクトが写っていることを除いて、シーンの対象物が適切にキーイングされている場合は、ガベージマットを使用して不要なオブジェクトをマスクします。マスクの形状によって、4 点ガベージマット、8 点ガベージマットまたは 16 点ガベージマットを使用できます。ポイントを増やして、より複雑なマスクの形状を定義できます。

ガベージマットでは、フレームの左上隅を原点とした x 座標と y 座標で各ポイントを表します。値を変更するとプログラムモニタのプレビュービューに反映されます。

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マイク(左)をマスクするには、プログラムモニタのプレビュービューでイメージハンドルの位置を移動して(中央)ガベージマットを作成し、これをキーイングして背景にスーパーインポーズします(右)。

  1. タイムラインパネルで、背景クリップを含むトラックよりも上位のトラックにスーパーインポーズするクリップを追加します。
  2. エフェクトパネルから、ビデオエフェクトビンの右向きの三角形をクリックして展開し、キーイングビンを表示します。
  3. スーパーインポーズするクリップに 4 点ガベージマット、8 点ガベージマットまたは 16 点ガベージマットエフェクトをドラッグします。

    選択するガベージマットは、マスクの形状に必要なポイントの数によって異なります。

  4. エフェクトコントロールパネルで、ガベージマットの隣の右向きの三角形をクリックします。
  5. (オプション)時間の経過に従ってガベージマットキーエフェクトをアニメートする場合は、設定する位置に時間インジケータがあることを確認し、調整する位置設定に対応するアニメーションのオン/オフアイコンをクリックします。
  6. 次のいずれかの操作を行なって、マスクの形状を調整します。
    • エフェクトコントロールパネルでガベージマットエフェクトを選択して、プログラムモニタでガベージマットハンドルをドラッグします。

    • エフェクトコントロールパネルでガベージマットのポイント設定を調整して、ガベージマットのサイズと位置を指定します。

  7. (オプション)ガベージマットキーエフェクトをアニメートする場合は、エフェクトコントロールパネルまたはタイムラインパネルで時間インジケータを移動して、プログラムモニタでガベージマットハンドルの位置を変更するか、またはエフェクトコントロールパネルで設定を調整します。

    プログラムモニタでハンドルを移動するか、エフェクトコントロールパネルで設定を変更すると、新しいキーフレームがエフェクトコントロールパネルのタイムラインビューに表示されます。キーフレームグラフを編集して、キーフレーム間の補間を調整することもできます。必要に応じてこの手順を繰り返します。