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クリップへのキーの適用

キーエフェクトは、色や輝度などの値に基づいて、クリップの透明な領域を定義します。色情報で抜くキーは背景が比較的単色の場合、輝度キーはテクスチャの追加や特別効果に、アルファチャンネルキーはクリップのアルファチャンネルの変更に、マットキーはトラベリングマットの追加および別クリップの情報をマットとして利用する場合に使用します。

  1. エフェクトパネルから、ビデオエフェクトビンの右向きの三角形をクリックして展開し、キーイングビンを表示します。
  2. タイムラインパネルに表示されているクリップに目的のキーをドラッグします。
    エフェクトパネルからタイムラインパネルのクリップへのキーのドラッグ

  3. エフェクトコントロールパネルの「ビデオエフェクト」セクションで、キーエフェクト名の隣の右向きの三角形をクリックしてセクションを展開し、設定を表示します。
  4. (オプション)クロマキーまたは RGB 差キーを適用する場合は、「カラー」設定オプションを表示し、次のいずれかの操作を行って、色を選択してクリップの透明度を定義します。
    • 色見本をクリックし、カラーピッカーを使用して色を選択し、「OK」をクリックしてカラーピッカーを閉じます。

    • スポイントアイコンを選択し、コンピュータのデスクトップ上の任意の場所をクリックして色を選択します。

      クロマキーまたは RGB 差キーとして選択した色が、スポイントアイコンの隣にある色見本に表示されます。

  5. キーの設定を調整します。時間の経過に従ってキーイングエフェクトをアニメートしない場合は、手順 6 と 7 をスキップできます。
    注意: キー設定について詳しくは、該当するキーのトピックを参照してください。
  6. (オプション)時間の経過に従ってキーイングエフェクトをアニメートする場合は、設定する位置に時間インジケータがあることを確認し、アニメーションのオン/オフアイコン  をクリックします。キーフレームが、エフェクトコントロールパネルのタイムラインビューに表示されます。
  7. (オプション)時間インジケータを再び移動して、次のいずれかの操作を行って調整します。
    • 設定する値を入力します。

    • 設定名の隣の右向きの三角形をクリックして設定を表示し、スライダをドラッグして値を指定します。エフェクトコントロールパネルのグラフでポイントをドラッグすることもできます。

      設定を調整すると、新しいキーフレームがエフェクトコントロールパネルに表示されます。エフェクトコントロールパネルのキーフレームグラフを編集して、キーフレーム間の補間を調整することもできます。必要に応じて手順 7 を繰り返します。

      キーエフェクトの設定による効果を効率よく確認するには、クリップのコンポジット出力表示とアルファ出力表示を同時に表示します。プログラムモニタのメニューから新規リファレンスモニタを選択し、新規リファレンスモニタのメニューから「アルファ」を選択します。