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シーケンスへのクリップの自動追加
シーケンスへオート編集機能を使用すると、編集前のクリップを追加されたクリップには、初期設定のビデオとオーディオトランジションを含めることができます。
- 各クリップのインポイントとアウトポイントをそれぞれ設定します。
- プロジェクトパネルにクリップを配置します。クリップは、選択した順でシーケンスに追加することも、アイコン表示のビンに配置されている順で追加することもできます。また、ネストされているビン内のシーケンスやクリップを追加することもできます。
- プロジェクトパネルでクリップを選択します。Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながら、目的の順序でクリップを選択するか、または複数のクリップを囲むようにドラッグして選択します。
- プロジェクトパネルで、シーケンスへオート編集ボタン
をクリックします。
- シーケンスへオート編集ダイアログボックスで、次のオプションを設定して「OK」をクリックします。
- 並び
- クリップがシーケンスに追加されるときの、クリップの並べ方を指定します。「配置順」を選択すると、プロジェクトパネルに表示されている順序(リスト表示の場合は上から下に向かって、アイコン表示の場合は左から右、上から下に向かって)でクリップが追加されます。「選択順」を選択すると、クリップはプロジェクトパネルで選択した順序に従って追加されます。
- 配置
- シーケンスにクリップをどのように配置するかを指定します。「現在の配置順」を選択すると、クリップはそのまま順番に配置されます。「番号なしマーカー」を選択すると、クリップは番号なしのシーケンスマーカーの位置に配置されます。また、トランジションのオプションが指定できなくなります。
- 置き換え方法
- 実行する編集の種類を指定します。シーケンスの現在の位置にクリップをインサートする場合は、「インサート編集」を選択します。インサート編集を実行すると、新しいクリップが入った分だけ既存のクリップが先方向に移動します。オーバーレイ編集を行う場合は「オーバーレイ編集」を選択します。オーバーレイ編集を実行すると、シーケンスの現在の開始時間にある既存のクリップが新しいクリップに置き換えられます。
注意: 「シーケンスへオート編集」コマンドは、ターゲットトラックを無視し、常に使用可能な最下位のビデオトラックおよびオーディオトラックを使用します。例えば、Video 1 とAudio 1 がロックされている場合、Video 2 と Audio 2 または適切なチャンネルタイプの最下位のオーディオトラックが自動的に使用されます。
- クリップオーバーラップ
- 「デフォルトのオーディオトランジションを適用」または 「デフォルトのビデオトランジションを適用」を選択した場合に、クリップ間のトランジションの長さをどの程度調整するかを指定します。例えば、30 フレームと指定すると、クリップのインポイントとアウトポイントがそれぞれ 15 フレームずつトリミングされ、30 フレームのトランジションが追加されます。このオプションの初期設定値は、15 フレームです。ポップアップメニューで単位をフレームまたは秒に設定できます。
- デフォルトのオーディオトランジションを適用
- エフェクトパネルの初期設定として定義されているオーディオトランジションを使用して、各オーディオ編集位置にオーディオクロスフェードが作成されます。選択したクリップ内にオーディオトラックが存在し、配置オプションが「現在の配置順」に設定されている場合だけ選択可能になります。クリップオーバーラップオプションが 0 に設定されている場合には機能しません。
- デフォルトのビデオトランジションを適用
- 各編集ポイントにエフェクトパネルの初期設定として定義されているトランジションが作成されます。このオプションは、配置オプションが「一定に配置」に設定されている場合だけ使用できます。クリップオーバーラップオプションが 0 に設定されている場合には機能しません。
- オーディオを無視
- 「シーケンスへオート編集」で選択したクリップのオーディオが無視されます。
- ビデオを無視
- 「シーケンスへオート編集」で選択したクリップのビデオが無視されます。
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