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ベジェキーフレーム補間を使用した変更の制御



ベジェハンドルは 2 方向のコントロールで、ハンドルとその前または後ろにある次のポイントを結ぶ線分の曲がり具合を制御します。ハンドルをキーフレーム(中心点)から遠ざけるほど、線の曲がり方が急激になります。ベジェハンドルをドラッグして作成した曲線により、アニメーションプロパティがキーフレームに近づくときと離れるときにエフェクトがどの程度滑らかに変化するかが決まります。これらのハンドルを使用すると、キーフレーム補間方法を選択するだけの場合よりもアニメーションの変化を細かく制御できます。ベジェハンドルは、タイムラインパネル、エフェクトコントロールパネルまたはプログラムモニタで操作できます。

ベジェキーフレームの作成

  1. タイムラインパネルで、調整するキーフレームが含まれているクリップを選択して、次のいずれかの操作を行います。
    • (タイムラインパネルの場合)クリップまたはトラック名の横にあるエフェクトポップアップメニューから、調整するプロパティを選択します。タイムラインパネルで、プロパティの時間補間を調整します。空間補間を変更する場合は、プログラムモニタでクリップを選択します。

    • (エフェクトコントロールパネルの場合)調整するキーフレームのエフェクトプロパティのキーフレームマーカーを選択します。

  2. 次のいずれかの手順を行って、キーフレーム補間方法を選択します。
    • (タイムラインパネルの場合)調整するキーフレームを右クリックして、表示されるコンテキストメニューからキーフレームの補間方法を選択します。

    • (エフェクトコントロールパネルの場合)調整するキーフレームのキーフレームマーカーを右クリックして、表示されるコンテキストメニューからキーフレームの補間方法を選択します。

  3. キーフレームの種類を手動で変更するには、次のいずれかの操作を行います。
    • キーフレームでリニア補間を使用している場合は、タイムラインパネルで Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながらキーフレームをクリックするか、エフェクトコントロールパネルで Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながらキーフレームマーカーをクリックすると、自動ベジェに変わります。ハンドルをドラッグすると、キーフレームが連続ベジェに変わります。

    • キーフレームで自動ベジェ補間を使用している場合は、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながらキーフレームをクリックし、方向ハンドルをドラッグすると、ベジェ補間に変わります。ベジェ補間では、両方向のハンドルを別々に操作できます。連続ベジェ補間に変換するには、ハンドルをドラッグします。

    • キーフレームで、ベジェ、連続ベジェ、自動ベジェのいずれかを使用している場合は、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながらキーフレームをクリックすると、リニア補間に変わります。ベジェハンドルは表示されなくなります。

ベジェハンドルの調整

  1. 調整するベジェキーフレームを表示します。
  2. 選択ツールまたはペンツール  を選択し、次のいずれかの操作を行います。
    • 曲線の傾きを調整するには、ベジェハンドルを上下にドラッグします。ハンドルを上に移動すると変化が加速し、下に移動すると減速します。

    • 曲線の適用範囲を調整するには、ベジェハンドルを左右にドラッグします。