簡単なオーディオ調整
Adobe Premiere Pro のオーディオミキサーにはあらゆる機能が用意されていますが、一部の機能で十分な効果が得られる場合があります。例えば、DV フッテージから一緒にキャプチャしたビデオとオーディオを使用してラフカットを作成し、ステレオトラックとして出力する場合です。このような場合、以下のガイドラインに従ってください。
まず、オーディオミキサーのマスターメーターとボリュームフェーダーを使用します。レベルが 0 dB を下回っていたり上回っていた場合(赤いクリッピングインジケータが点灯します)、必要に応じてクリップまたはトラックのレベルを調節します。
トラックを一時的にミュートするには、オーディオミキサーのトラックをミュートボタン
またはタイムラインパネルのトラック出力の切り替えアイコン
を使用します。一時的にほかのすべてのオーディオトラックをミュートするには、オーディオミキサーのソロトラックボタンを使用します。
どのようにオーディオを調整する場合でも、変更内容を適用する範囲(トラック全体またはクリップ)に注意します。オーディオトラックとオーディオクリップでは編集方法が異なります。
オーディオミキサーメニューの「トラックの表示切り替え」を使用すると、必要な情報のみを表示して画面領域を節約することができます。エフェクトおよびセンドを使用しない場合は、オーディオミキサーの左端にある三角形をクリックして非表示にすることができます。