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バッチキャプチャ用のクリップのログ

ログクリップをオフラインクリップとして作成することで、ソーステープ上の特定のショットを指定し、使用したい部分だけを抽出することができます。デバイスコントロールオプションを使用してカメラやデッキをリモート制御するように環境設定ダイアログボックスで設定している場合は、キャプチャパネルのクリップログコントロールでオフラインクリップを作成します。オフラインクリップを作成しておくと、「バッチキャプチャ」コマンドを使用して、あらかじめログしたクリップを使用してまとめてキャプチャすることができます。

インポイントとアウトポイントで作成されたリストから、オンラインのデバイスを使用せずにログクリップを作成できます。ログクリップは、各ショットのインポイントとアウトポイントを入力し、「ログクリップ」ボタンをクリックして作成します。外部のログおよびスプレッドシートプログラムを使用して、フレーム番号をログすることもできます。この場合は、作成したスプレッドシートをオフラインクリップのリストとして Adobe Premiere Pro に読み込みます。

ソーステープの再生中にインポイントとアウトポイントを設定して、クリップをインタラクティブにログすることもできます。

  1. キャプチャパネルのプレビューの上に表示されるステータスで、デバイスがオンラインになっていることを確認します。
  2. デバイスにテープを挿入します。テープ名を指定するように求められます。ログするテープ名には、必ず固有の名前を指定してください。
  3. キャプチャパネルのコントロールを使用して、最初のショットの先頭のフレームに移動し、「インを設定」ボタンをクリックします。次に、ショットの最後のフレームに移動し、「アウトを設定」ボタンをクリックします。
  4. 「ログ」ペインの「設定」エリアで、キャプチャポップアップメニューからメディアタイプを選択します。
  5. 各クリップのインポイントの前とアウトポイントの後ろに予備フレームを含めてキャプチャするには、キャプチャパネルの「予備」エリアに予備フレーム数を入力します。
  6. 「ログ」ペインの「タイムコード」エリアにある「ログクリップ」ボタンをクリックして、指定したクリックをログします。ダイアログボックスが表示されたら、クリップの名前を入力します。クリップのオフラインクリップがプロジェクトパネルに配置され、クリップがログされます。
  7. 手順 2 ~ 6 を繰り返して、バッチキャプチャする各ショットをログします。
    「ログ」を選択した状態のキャプチャパネル