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エフェクトの速度の微調整

エフェクトコントロールパネルで、速度グラフを使用して、キーフレームの直前および直後の値のモーションまたは変化の速度を調整できます。このような調整では、実際のモーションをシミュレートできます。例えば、キーフレームの直前に減速し、キーフレームの直後に加速するようにクリップのモーションを変更できます。キーフレームに近づくときと離れるときの値を一緒に制御したり、それぞれの値を個別に制御したりできます。

速度グラフ

A.
速度コントロール

B.
前方ハンドル(キーフレームの左側に表示されるハンドル)

C.
後方ハンドル(キーフレームの右側に表示されるハンドル)

  1. エフェクトコントロールパネルで、調整するキーフレームがあるエフェクトプロパティの横にある右向きの三角形をクリックして展開します。
    注意: キーフレームが追加されていない場合は、グラフが平らな線として表示されます。
  2. 値グラフで選択ツールまたはペンツールを使用して、調整するキーフレームのキーフレームマーカーをクリックします。これにより、速度グラフにキーフレームの方向ハンドルと速度コントロールが表示されます。
  3. 速度グラフで選択ツールまたはペンツールを使用して、次のいずれかの操作を行います。
    • キーフレームに近づく速度と離れる速度を加速するには、方向ハンドルを上にドラッグします。ハンドルが結合している場合、前方ハンドルと後方ハンドルが一緒に移動します。

    • キーフレームに近づく速度と離れる速度を減速するには、方向ハンドルを下にドラッグします。ハンドルが結合している場合、前方ハンドルと後方ハンドルが一緒に移動します。

    • キーフレームに近づく速度だけ加速または減速するには、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながら前方ハンドルをクリックし、上方または下方にドラッグします。

    • キーフレームから離れる速度だけ加速または減速するには、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながら後方ハンドルをクリックし、上方または下方にドラッグします。

      注意: 前方ハンドルと後方ハンドルを結合し直すには、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながら、両方をもう一度クリックします。
    • 前のキーフレームへのキーフレーム値の影響を増加または減少するには、前方ハンドルを左または右にドラッグします。

    • 次のキーフレームへのキーフレーム値の影響を増加または減少するには、後方ハンドルを右または左にドラッグします。

    注意: 影響させる割合によって、速度グラフがキーフレームに設定された値に到達するまでの速さが決まるので、グラフの形状をさらに細かく制御できます。

    グラフを調整すると、(速度グラフの左の)値が変化します。これらの数値は、速度グラフの高い値と低い値を表しています。速度は、これらの数値を直接変更して調整することもできます。