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テキストまたはオブジェクトへのテクスチャの追加
あらゆるオブジェクトの塗りまたはストロークにテクスチャをマップすることができます。テクスチャを追加するには、ベクトルファイルまたはビットマップファイル(Adobe Photoshop ファイルなど)を指定するか、Adobe Premiere Pro に用意されているテクスチャを選択します。
- オブジェクトを選択します。
- タイトルプロパティパネルで、「塗り」または「ストローク」の隣の右向きの三角形をクリックし、「テクスチャ」の隣の右向きの三角形をクリックして、オプションを展開します。
- 「テクスチャ」ボックスをクリックします。
- テクスチャサンプルをクリックしてハードディスクのイメージファイルを選択するか、Program Files¥Adobe¥Adobe Premiere Pro [バージョン]¥Presets¥Textures(Windows)またはアプリケーション/Adobe/Adobe Premier Pro [バージョン]/Presets/Texture(Macintosh)で、テクスチャを選択します。次に「開く」ボタン(Windows)または「選択」ボタン(Macintosh)をクリックします。
- テクスチャのスケール、整列および関連オブジェクトとのブレンドの方法を指定するには、必要に応じて残りのオプションを設定します。
- オブジェクトとともに反転
- オブジェクトを反転(対辺を越えてオブジェクトのアンカーポイントをドラッグ)したときに、テクスチャも水平および垂直方向に反転させます。
- オブジェクトとともに回転
- テクスチャをオブジェクトと一緒に回転させます。
- 「サイズ」の「オブジェクト X」、「オブジェクト Y」
- テクスチャをオブジェクトに適用する場合の x 軸または y 軸方向の伸縮方法を指定します。「テクスチャ」オプションを指定すると、テクスチャは伸縮されずにオブジェクトフェイスの左上隅から右下隅にかけて配置されます。「クリップフェイス」オプションを指定すると、テクスチャがフェイスから内側のストロークを除いた部分にフィットするように伸縮されて適用されます。「フェイス」オプションを指定すると、テクスチャがフェイス全体にフィットするように伸縮されて適用されます。「エクステンド」オプションを指定すると、テクスチャが伸縮される領域の計算にストロークが考慮されます。例えば、20 ピクセル幅の大きさのエッジが存在する場合、テクスチャはフェイス範囲の外側まで拡張されます。ただし、テクスチャはフェイスでクリップされ、範囲のみが調整されます。
- 「サイズ」の「水平」、「垂直」
- 指定した割合(%)でテクスチャを伸縮します。オプションの指定による結果は、双方の値の比率によって異なります。有効な範囲は 1 % ~ 500 % で、初期設定は 100 % です。
- 「サイズ」の「タイリング X」、「タイリング Y」
- テクスチャをタイル化します。タイル指定されていない方向については、ブランク(アルファ = 0)になります。
- 「配置」の「オブジェクト X」、「オブジェクト Y」
- オブジェクトのどの位置にテクスチャを揃えるかを指定します。「スクリーン」を指定すると、テクスチャはオブジェクトに対してではなくタイトルに対して配置され、オブジェクトを移動してもテクスチャの位置は固定されたままになります「クリップフェイス」を指定すると、テクスチャはクリップエリアのフェイス(フェイスから内側のストロークを除いた部分)に揃えられます。「フェイス」を指定すると、テクスチャは通常のフェイスに揃えられ、範囲計算にストロークは考慮されません。「エクステンド」を指定すると、テクスチャは拡張フェイス(フェイスに外側のストロークを加えた部分)に揃えられます。
- 「配置」の「ルール X」、「ルール Y」
- テクスチャを揃えるルールを指定します。テクスチャの左上、中央、右下が、「オブジェクト X」および「オブジェクト Y」で指定された部分に揃えられます。
- 配置の X オフセット、配置の Y オフセット
- テクスチャの適用ポイントの計算結果に対する水平方向と垂直方向のオフセット(ピクセル単位)を指定します。適用ポイントは、「オブジェクト X/Y」および「ルール X/Y」の設定に基づいて計算されます。範囲は -1000 ~ 1000 で、初期設定は 0 です。
- 「ブレンド」の「ミックス」
- レンダリングされた通常の塗りつぶし部分に対するテクスチャの比率を指定します。例えば、長方形を作成して赤から青への単純なグラデーションを適用し、その後にテクスチャを適用したと仮定します。この場合、この2つを合成して最終的なオブジェクトで適用される割合は、「ミックス」値によって決定されます。コントロールの範囲は -100 ~ 100 です。値が -100 の場合、テクスチャは適用されず、グラデーションのみがレンダリングされます。また、値が 100 の場合、テクスチャのみが適用されます。値が 0 の場合は、両方のオプションが同等に適用されます。「ミックス」はこのほかにも、カラーカーブのキー(「塗りつぶしキー」オプションで設定)およびテクスチャのキー(「テクスチャキー」チェックボックスで設定)を適用する割合を指定する場合にも使用します。
- アルファ倍率
- テクスチャ全体のアルファ値を再調整します。このオプションを使用すると、オブジェクトを簡単に透明にすることができます。アルファチャンネルが適切に範囲指定されている場合、このオプションは透明度スライダのように機能します。
- 合成モード
- 透明度の設定に使用する、読み込むテクスチャのチャンネルを指定します。通常は、アルファチャンネルを使用します。ただし、黒と赤のテクスチャを使用する場合、赤のチャンネルをアルファチャンネルに選択してその領域を透明にすることができます。
- 反転
- 読み込みアルファ値を反転します。テクスチャによってはアルファ範囲が反転している場合があります。単色で表示されるはずのエリアに何も表示されない場合は、このオプションを試してみてください。
注意: 選択したオブジェクトのテクスチャを削除するには、タイトルプロパティパネルの「テクスチャ」オプションの選択を解除します。
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