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ソースモニタとプログラムモニタの再生コントロール

ソースモニタには、クリップ内を移動する(時間位置やフレームを移動する)ためのコントロールがあります。プログラムモニタにも、シーケンス内を移動する同様のコントロールがあります。

ソースモニタとプログラムモニタの再生コントロール

A.
時間スケール

B.
時間インジケータ

C.
表示エリアバー

D.
現在の時間表示

E.
デュレーション表示

タイムラインルーラ
ソースモニタにはクリップのデュレーションが表示され、プログラムモニタにはシーケンスが表示されます。目盛りはプロジェクト設定ダイアログボックスで指定したビデオ表示形式を使用して、時間を測定します。タイムラインルーラを切り替えると、ほかの形式でタイムコードを表示できます。各ルーラには、対応するモニタのマーカーのアイコンと、インポイントとアウトポイントのアイコンも表示されます。現在の時間、マーカー、インポイントとアウトポイントは、タイムラインルーラでそれぞれのアイコンをドラッグすることで調整できます。

時間インジケータ(CTI)
各モニタのタイムラインルーラに表示される現在のフレームの位置を示します。ルーラ上の水色の三角形のアイコンが時間インジケータです。

現在の時間表示
現在のフレームのタイムコードが表示されます。現在の時間は、各モニタの左下に表示されます。ソースモニタには、開いているクリップの現在の時間が表示され、プログラムモニタには、シーケンスの現在の時間が表示されます。別の時間へ移動するには、時間表示をクリックして新しい時間を入力するか、時間表示にポインタを合わせて左または右へドラッグします。モニタかタイムラインパネルで Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押しながら現在の時間表示をクリックして、タイムコード表示とフレーム数表示を切り替えることができます

デュレーション表示
開いているクリップまたはシーケンスのデュレーションが表示されます。各モニタのデュレーション表示は、ビデオ表示領域の下にあるデュレーションアイコン  の横にあります。デュレーションは、クリップまたはシーケンスに設定されているインポイントとアウトポイント間の時間差です。インポイントが設定されていない場合は、クリップの開始時間またはシーケンスの開始時間がインポイントとして使用されます。アウトポイントが設定されていない場合は、クリップの終了時間(ソースモニタの場合)またはシーケンス内の最後のクリップの終了時間(プログラムモニタの場合)がアウトポイントとして使用され、これに基づいてデュレーションが計算されます。

表示エリアバー
各モニタのタイムラインルーラの可視領域に対応しています。各タイムラインルーラの上部にある両端がとがった細いバーが表示エリアバーです。ハンドル(両端の白い部分)をドラッグすると、バーの幅を変更できます。表示エリアバーの幅を変更すると、下のタイムラインルーラのスケールも変更されます。バーをドラッグして最大幅まで広げると、タイムラインルーラのデュレーション全体が表示され、バーを縮めると、表示がズームインされてルーラのデュレーションの表示が詳細なものになります。バーのハンドル以外の部分をドラッグすると、スケールを変更せずに、タイムラインルーラの可視部分をスクロールできます。
注意: プログラムモニタの時間インジケータはタイムラインパネルの時間インジケータに対応していますが、プログラムモニタのタイムラインルーラや表示エリアバーを変更しても、タイムラインパネルのタイムラインルーラや表示エリアは変更されません。