Adobe Premiere Pro CS4 | ![]() |
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クリップのプロパティについてAdobe Premiere Pro には、ファイルを評価するクリップ分析ツールが用意されています。サポートされている形式のファイルであれば、プロジェクトで使用されていないファイルでも分析できます。例えば、Web サーバからストリーミングで公開するビデオクリップを生成した場合、クリップ分析ツールを使用すると、書き出したクリップがインターネット配信に適したデータレートになっているかどうかを確認できます。 プロパティ機能では、クリップに関する詳しい情報が表示されます。ビデオファイルの分析を行うと、ファイルサイズ、ビデオおよびオーディオトラックの数、デュレーション、平均フレームレート、オーディオサンプルレート、ビデオデータレートおよび圧縮設定がプロパティとして表示されます。ただし、プロパティウィンドウには、これらすべてのプロパティが各クリップについて表示されるわけではありません。プロパティウィンドウに表示されるデータは、分析したクリップのファイル形式によって異なります。 プロパティ機能を使用すると、キャプチャしたクリップでドロップフレームが発生した場合に通知させることもできます。また、データレートのグラフを使用すると、出力データレートが配信メディアのレートレベルをどの程度満たしているかを確認できます。このグラフは、ビデオファイルの各フレームをチャート化して、レンダリングされたキーフレームレート、圧縮キーフレームと差異フレーム(キーフレームの間にあるフレーム)との差、各フレームのデータレートレベルを表示します。グラフには、次の情報が表示されます。
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