PDF (adobe.com)

明るさの値プリセットを使用した、輪郭、ブラーおよび輝度の調整

明るさの値エフェクトまたはそれに基づいたいずれかの明るさの値プリセットを適用して、ブラー、エンボス、シャープなどのエフェクトを微調整できます。明るさの値、および明るさの値に基づいたプリセットは、数値のマトリックスをピクセルのマトリックスにオーバーレイします。マトリックス内の各セルの値は、エフェクトコントロールパネルのスライダを使用して設定できます。また、キーフレームを使用して、これらの値を時間の経過に応じて変化させることができます。ほとんどの場合、明るさの値エフェクト自体を適用して変更するよりも、いずれかの明るさの値プリセットを適用して変更したほうが簡単に目的の効果を得られます。

  1. エフェクトパネルでビデオエフェクトビンの右向きの三角形をクリックして展開し、色調補正ビンを展開します。
  2. タイムラインパネル内のクリップに、明るさの値エフェクトをドラッグします。
    タイムラインパネルで効果を適用したいクリップを選択状態にし、エフェクトパネルから明るさの値エフェクトをエフェクトコントロールパネルに直接ドラッグすることもできます。
  3. エフェクトコントロールパネルで、明るさの値の隣の右向きの三角形をクリックします。

    「M」で始まる各設定は、3X3 のマトリックス内のセルを表します。例えば、「M11」は列 1、行 1 にあるセルを表します。「M22」は、マトリックスの中央のセルを表します。

  4. セル設定の横の番号をクリックします。
  5. このピクセルの明度の値にかける値を -999 ~ +999 の範囲内で入力します。
  6. 演算に含めるすべてのピクセルで、前の手順を繰り返します。すべてのセル設定の値を入力する必要はありません。
  7. 「スケール」の横の番号をクリックし、演算に含めるピクセルの明度の値の合計を除算する値を入力します。
  8. 「オフセット」の横の値をクリックして、スケールの計算結果に加算する値を入力します。
  9. 「OK」をクリックします。

    エフェクトがクリップ内の各ピクセルに 1 つずつ適用されます。