Adobe Premiere Pro CS4 | ![]() |
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アセットの整理重要: 最新の完全版ヘルプは Web に掲載されています。アプリケーションがインターネット接続を検出しませんでした。このトピックの完全版については、以下のリンクをクリックするか、http://www.adobe.com/go/lr_PremierePro_community_jp で完全版のヘルプを検索してください。
ビンについてプロジェクトパネルでは、ビンを使用することができます。ビンを使用すると、Windows® エクスプローラまたは Macintosh ® Finder のフォルダと同じようにプロジェクトのコンテンツを整理できます。ビンには、ソースファイル、シーケンスおよび別のビンを入れることができます。ビンは、以下のような目的に使用することができます。
ビンの操作次に、プロジェクトパネルでのビンの初期設定の動作を示しておきます。 最後の 3 つの動作は、ビンの環境設定を編集すれば変更できます。 ビンの操作方法について詳しくは、Creative COW Web サイト上のビデオチュートリアル「Enhanced Bins In Premiere Pro CS3」を参照してください。 ![]() ビン内のドッキング可能なパネル上でビンを開くには、ダブルクリックします。 ビンの動作の変更プロジェクトパネルに表示されるビンの初期設定の動作を変更するには、ビンの環境設定を編集します。
アセットへのラベルの設定ラベルとは、アセットを識別したり関連付けるときに役立つ色のことです。プロジェクトパネルでは、ラベルの割り当てと表示を行うことができます。ラベルの色により、プロジェクトパネルのラベル列やタイムラインパネルで、アセットを簡単に区別できます。 条件を満たすアセットの検索さらに詳しい条件を指定して、その条件に一致したアセットだけをプロジェクトから検索することもできます。例えば、「名前」に特定の単語が含まれており、さらに「コメント」にも特定の文字列が含まれたビデオクリップを検索することができます。
メタデータパネルと XMP についてワークフローを簡略化したり、ファイルを整理したりするには、メタデータを使用します。メタデータは、ファイルに関する説明情報のセットです。ほとんどのカメラでは、ビデオファイルに、日付、長さ、ファイル形式などの基本的なメタデータプロパティが付加されます。プロパティに、場所、作成者名、著作権などの詳細情報を追加できます。 メタデータパネルを使用すると、Adobe のビデオおよびオーディオアプリケーション間でアセットに関する情報を共有できます。1 つのアプリケーションのプロジェクトパネルまたはファイルパネルに限定されていた、従来のクリッププロパティとは異なり、メタデータプロパティはソースファイルに埋め込まれるので、他のアプリケーションでも自動的にデータが表示されます。このメタデータ共有によって、制作ワークフローの中で、ビデオアセットをすばやく追跡および管理できます。 注意: メタデータパネルのプロパティは Adobe Bridge でも表示され、アセットを手早く探すのに役立つ詳細情報を得ることができます。
メタデータパネルに関するビデオについては、www.adobe.com/go/lrvid4104_xp_jp を参照してください。 スキーマとプロパティの概要メタデータスキーマは、あるワークフローに固有のプロパティのコレクションです。例えば、ダイナミックメディアスキーマには、シーンや撮影場所などデジタルビデオプロジェクトに適したプロパティが含まれています。一方、EXIF スキーマには、露出時間や絞り値などデジタル写真に適したプロパティが含まれています。日付やタイトルなどのより一般的はプロパティは、Dublin Core スキーマに含まれます。 ![]() XMP 標準についてAdobe アプリケーションでは、Extensible Metadata Platform(XMP)を使用してメタデータを保存します。XMP は XML に基づいており、様々なアプリケーション間および印刷出版関連の工程でメタデータの交換に役立ちます。 XMP 以外の形式によるメタデータ(EXIF、GPS、TIFF など)のほとんどは自動的に XMP に変換されるので、簡単に表示および管理することができます。 多くの場合、XMP メタデータはソースファイルに直接保存されます。ただし、XMP がサポートされていないファイル形式については、メタデータは別のサイドカーファイルに保存されます。 対応するファイルを持たないプロジェクトアセットについては、XMP がサポートされません。例えば、Adobe Premiere Pro で使用するカラーバー&トーン、カウントダウンマーク、カラーマット、タイトル、ブラックビデオ、クリアビデオなどがこれに該当します。 ![]() ファイル、クリップおよびプロジェクトのメタデータについてAdobe の各種ビデオおよびオーディオアプリケーションでは、メタデータを多くの面でほとんど同様に扱います。ただし、各アプリケーションに固有のワークフローのステージを反映して、若干の相違点があります。 複数のアプリケーションを連携して使用する場合、そうした若干のアプローチの違いを理解しておくと、メタデータを最大限に活用できます。 Adobe OnLocation および Encore では、すべてのアセットが同じメタデータプロパティのセットを持ちます。一方、Adobe Premiere Pro、After Effects および Soundbooth では、メタデータパネルはアセットの種類ごとに個別のセクションに分かれています。
メタデータの表示と非表示メタデータパネルをワークフローに合わせて最適化するには、スキーマ全体または個々のプロパティの表示と非表示を切り替えて、必要なものだけを表示します。
メタデータセットの保存、切り替えまたは削除複数のワークフローを使用するときに、それぞれで表示する必要があるメタデータが異なる場合は、メタデータのセットを保存し、切り替えることができます。
スキーマとプロパティの作成初期設定のメタデータオプションでは対応できない固有のカスタマイズしたワークフローがある場合は、独自のスキーマおよびプロパティを作成します。
メタデータの編集Adobe のビデオアプリケーションでは、同様の名前が付けられたプロパティがメタデータパネルおよびプロジェクトパネルでリンクされます。ただし、メタデータパネルではより広範なプロパティが表示され、複数のファイルのメタデータを同時に編集できます。 注意: Adobe OnLocation では、個別のショットリスト項目にメタデータを適用する必要があります。
メタデータの検索
フルサイズのグラフィックを表示 ![]() メタデータパネル
Adobe Premiere Pro でのメタデータパネルについてメタデータパネルには、選択したアセットのクリップインスタンスメタデータと XMP ベースのメタデータの両方が表示されます。クリップの見出しの下にあるフィールドには、クリップインスタンスデータ(シーケンスで選択されたクリップに関する情報)が表示されます。ファイルの見出しとスピーチの書き起こしの見出しの下にあるフィールドには、XMP メタデータが表示されます。Adobe Premiere Pro では、クリップデータフィールドの一部を XMP メタデータフィールドにリンクできます。このオプションを利用すれば、Adobe Premiere Pro 以外のアプリケーションでクリップベースのメタデータにアクセスできます。 スピーチ検索を使用すると、クリップの中で話されている言葉をテキストに書き起こし、そのテキストを検索して特定の単語がそのクリップのどの部分で話されているのかを確認することができます。スピーチ検索の使用について詳しくは、音声のテキストメタデータへの変換を参照してください。 XMP メタデータについて詳しくは、www.adobe.com/go/learn_dv_tutorial_xmpwhat_en の Extensible Metadata Platform (XMP)の概要、および www.adobe.com/go/learn_dv_tutorial_xmpcreative_en のホワイトペーパー「Adobe XMP For Creative Professionals」を参照してください。 メタデータパネルでのクリップデータの表示ほかのメタデータスキーマと同様に、メタデータパネルでクリップ情報を表示または非表示にすることができます。Adobe Premiere Pro では、Premiere プロジェクトメタデータという名前のスキーマにクリップ情報が保存されます。 メタデータスキーマの表示または非表示の切り替えについて詳しくは、メタデータの表示と非表示を参照してください。
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