PDF (adobe.com)

タイムコードの表示形式の選択

初期設定では、ソースメディアに記録された元のクリップのタイムコードが表示されます。あるフレームのテープ上でのタイムコードが 00:00:10:00 の場合、キャプチャ後のそのフレームのタイムコードは 00:00:10:00 になります。ソースタイムコードを使用することで、クリップのログが容易になります。ソースタイムコードは、使用しているシーケンスのタイムベースに関係なく、クリップに表示されます。クリップとシーケンスのタイムベースが異なる場合、ソースタイムコードを使用するとフッテージのログが容易になります。例えば、24p で撮影したクリップのタイムベースは 30 fps、タイムコードは 30 fps になります。そのクリップをタイムベースが 23.976 のシーケンスで使用した場合も、Adobe Premiere Pro にはそのクリップの元のタイムコードである 30 fps が表示されます。ただし、すべてのクリップのタイムコードが 00:00:00:00 から開始するようにこの初期設定を変更することもできます。

また、パネルにフレームまたはフィートとフレームを表示する場合のフレーム数の表示形式も指定できます。各クリップのフレーム数を 0 または 1 から開始するか、ソースタイムコードから変換して表示できます。30 fps のクリップのフレームのソースタイムコードが 00:00:10:00 の場合、タイムコード変換オプションによりこのフレームの番号は 300 になります。Adobe Premiere Pro は、30 fps フレームレートでの 10 秒を 300 フレームに変換します。

  1. 編集/環境設定/メディア(Windows)または Premiere Pro/環境設定/メディア(Macintosh)を選択します。
  2. タイムコードメニューで、次のいずれかを選択します。
    メディアのデータを使用
    ソースに記録されたタイムコードを表示します。

    00:00:00:00 から開始
    各クリップに表示されるタイムコードを 00:00:00:00 から開始します。

  3. フレーム数メニューで、次のいずれかを選択します。
    0 から開始
    最初のフレーム番号を 0 から開始して各フレームに順番に番号を付けます。

    1 から開始
    最初のフレーム番号を 1 から開始して各フレームに順番に番号を付けます。

    タイムコード変換
    ソースタイムコード番号と同じフレーム番号を生成します。

  4. 「OK」をクリックします。