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クリップの同期
各カメラのフッテージを同期しようとする前に、それらに同期の基準ポイントがマークされていることを確認します。各クリップの同期の基準ポイントに同じ番号が付いたマーカーを設定するか、タイムコードを割り当て直すことで、同期の基準ポイントをマークできます(マーカーの追加およびクリップのタイムコードの手動設定を参照してください)。
注意: クリップを同期させる際は、オーバーレイ編集が使用されます。同じトラックに複数のクリップがある場合、隣接するクリップを上書きしないように注意してください。
- 同期するクリップを選択します。
- ほかのクリップを揃える基準となるトラックを決定するために、トラックヘッダ(トラックの左側のトラック名が書いてある部分)をクリックしてターゲットトラックを指定します。
例えば、クリップをアウトポイントに同期した場合、各クリップの終点はターゲットトラックのアウトポイントに揃えられます。同期を取ることでクリップのインポイントがシーケンス開始タイムコードより前になる場合、トリミングされます。
注意: リンクしたオーディオとビデオの組み合わせのトラックが選択解除されると、非同期状態になり、非同期インジケータがクリップに表示されます。
- クリップ/同期を選択し、次のいずれかのオプションを選択します。
- クリップ開始位置
- クリップをインポイントで同期します。
- クリップ終了位置
- クリップをアウトポイントで同期します。
- タイムコード
- 指定したタイムコードにクリップを同期します。ソースタイムコードの時間の値を各カメラに振り分けて識別しているような場合は、「時間を無視」オプションを選択すると、分、秒およびフレームだけを使用してクリップを同期させることができます。
- 番号付きクリップマーカー
- 指定した番号付きクリップマーカーを基準にクリップを同期します。ポップアップメニューから使用するマーカー番号を選択します。
 マルチカメラシーケンスの編集を行っていない場合でも、「同期」コマンドを使用して、別々のトラックにある複数のビデオクリップやリンクされていないオーディオトラックとビデオトラックを同期させることができます。
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