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未圧縮ビデオ再生でのシーケンスの作成(Windows のみ)
SDI カードまたは外部モニタに接続されているデバイス上のシーケンスを最高の品質でプレビューするには、プレビューファイルにいずれかの未圧縮形式を使用します。 非圧縮 8 bit(4:2:2 YUV)は SD 出力用のプロジェクトに特に適していて、非圧縮 10 bit(4:2:2 YUV)は HD 用のプロジェクトに適しています。また、非圧縮 10 bit(4:2:2 YUV)と高ビット数カラーレンダリングの場合、Adobe Premiere Pro は 10 bit アセット内の色情報を使用し、シーケンス内のほかのアセットをアップサンプリングして 10 bit プレビューファイルを生成します。サポートされている SD-SDI または HD-SDI カードがインストールされているシステムでこれらのプレビューファイル形式を使用した場合、最高のプレビューパフォーマンスを実現できます。
どちらの非圧縮形式も 4:2:2 YUV でビデオファイルをサブサンプリングしますが、プレビューファイルで利用可能なほかのファイル形式とは異なり、ビデオデータに圧縮を行いません。この 2 番目の圧縮層を追加しないため、これらの形式は「非圧縮」といわれ、圧縮形式よりも大幅に高い色深度が維持されます。ただし、非圧縮プレビューファイルのサイズは、圧縮プレビューファイルよりも大きくなります。
- ファイル/新規/シーケンスを選択します。
- 新規シーケンスダイアログボックスで、「一般」タブをクリックします。
- 編集モードメニューから、「デスクトップ」を選択します。
- タイムベースメニューで、24、25、29.97 フレーム/秒などの目的のフレームレートを選択します。
- 「ビデオ」セクションで、目的の「フレームサイズ」、「ピクセル縦横比」、「フィールド」および「表示形式」の各設定を選択します。例えば、「1920 x 1080」、「正方形ピクセル(1.0)」、「なし」、「30 fps ドロップフレームタイムコード」を選択します。
- 「オーディオ」セクションで、目的の「サンプルレート」および「表示形式」の各設定を選択します。
- 「ビデオプレビュー」セクションで、システムに対応するプレビューファイルの形式とコーデックのセットを 1 つ選択します。
Windows の場合は、プレビューファイル形式に「Microsoft AVI」を選択し、コーデックには「なし」(または「非圧縮 UYVY 422 8 ビット」)を選択します。
Macintosh の場合は、プレビューファイル形式に「QuickTime」を選択し、コーデックには「なし」(または「非圧縮 YUV 10 ビット 4:2:2」または「非圧縮 YUV 8 ビット 4:2:2」)を選択します。
オプションで装備しているハードウェアキャプチャカードまたは再生カードによっては、異なるファイル形式およびコーデックが表示される場合があります。
- (オプション)システムが 10 ビット以上の形式をサポートしている場合は、「最大ビット数」チェックボックスをオンにします。
- (オプション)非圧縮再生をもう一度使用する場合は、「プリセットの保存」をクリックして、プリセットの名前と説明を入力し、「OK」をクリックします。
- シーケンスの名前を入力して「OK」をクリックします。
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