PDF (adobe.com)

トランジションについて

トランジションは、あるショットから次のショットにシーンを切り替えるときに使用します。ショットを切り替えるときは単純なカットを使用しますが、ショット間にトランジションを適用すれば、最初のショットをフェードアウトし、次のショットをフェードインさせるなどの効果を追加できます。Adobe Premiere Pro には、クロスフェードなどの繊細なトランジションや、ページターンやマルチワイプなどのスタイル化されたトランジションなど、シーケンスに適用できるさまざまなトランジションが用意されています。通常、ショット間にトランジションを配置しますが、クリップの最初または最後にのみトランジションを適用することもできます。

初期設定では、タイムラインパネルで、あるクリップを別のクリップの隣に配置するとカットになり、あるクリップの最後のフレームの後ろに次のクリップの最初のフレームが単純に続くだけになります。シーンの移り変わりを強調したり特殊効果を追加したりする場合は、ワイプ、ズーム、ディゾルブなど、さまざまなトランジションを追加します。エフェクトパネルでタイムラインにトランジションを追加し、タイムラインパネルとエフェクトコントロールパネルで編集します。

通常、シーンの重要な場面ではトランジションは使用しません。トランジションは、クリップのインポイントの前およびアウトポイントの後ろにある、予備フレームで適用するのが最も効果的です。

トランジションは、エフェクトパネルのビデオトランジションビンまたはオーディオトランジションビンにあります。Adobe Premiere Pro には、ディゾルブ、ワイプ、スライド、ズームなどの多数のトランジションが用意されています。これらのトランジションは、種類別にビン  に分類されています。トランジションの適用方法に関するビデオと印刷のチュートリアルについては、www.adobe.com/go/learn_dv_tutorial_transitions_jp を参照してください。

カスタムビンを作成して、独自にエフェクトをグループ化することができます(ビンの操作を参照してください)。