HDV または HD シーケンスの開始

HDV フッテージは 720p、1080p または 1080i 形式で編集でき、HD フッテージは 720p または 1080i で編集できます。これらの形式で新規シーケンスを作成する場合、必ずソースフッテージの仕様に適合するプリセットを選択してください。

Adobe Premiere Pro に付属の DVCPROHD プリセットは、Panasonic P2 ビデオカメラで MXF ファイルに記録した素材を編集するためのプリセットです。Adobe Premiere Pro には、AVCHD、XDCAM HD および XDCAM EX 用のプリセットも含まれています。追加の HD シーケンスプリセットは、Adobe Premiere Pro をサポートする HD キャプチャカードを取り付けるすると、Adobe Premiere Pro にインストールされます。

フッテージをシーケンスに配置した際にレンダリングさせておくと、パフォーマンスが向上する場合があります。

ファイル／新規／シーケンスを選択します。
「シーケンスプリセット」タブが選択された状態で、新規シーケンスダイアログボックスが表示されます。
フッテージに適したプリセットを選択します。
（オプション）「カスタム設定」タブを選択し、必要に応じてプリセットをカスタマイズします。
25 fps で撮影した DVCPROHD 720p フッテージ（PAL バージョンの Panasonic HVX200 カメラで撮影した 25pN ネイティブモードフッテージなど）を編集するには、「DVCPROHD 720p 50p」プリセットを選択します。次に、「一般」タブを選択します。次に、タイムベースポップアップメニューから「25.00 fps/秒」を選択します。
（オプション）マスターオーディオトラックのチャンネル数を設定するには、「トラック」タブを選択します。オーディオペインのマスターメニューで、次のいずれかを選択します。
モノラル

1 つのモノラルチャンネルに出力します。
ステレオ

ステレオパンが適用された 2 つのモノラルチャンネルに出力します。
5.1

左前方、右前方、左後方、右後方パンにそれぞれ対応する 4 つのモノラルチャンネルに出力します。
プロジェクトファイルの名前と保存場所を入力し、「OK」をクリックします。

注意： Windows の場合、未圧縮の 10 bit または 8 bit のフッテージのプレビュー用に、プロジェクト設定のカスタムプリセットを作成することができます。詳しくは、Adobe Premiere Pro ヘルプの未圧縮ビデオ再生でのシーケンスの作成（Windows のみ）を参照してください。