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クリップの予備フレームとトランジション

通常、シーンの重要な場面ではトランジションは使用しません。トランジションはクリップのインポイントの前およびアウトポイントの後ろにある、予備フレームで適用するのが最も効果的です。

クリップのメディア開始時間とインポイント間の予備フレームは「ヘッドマテリアル」、クリップのメディア終了時間とアウトポイント間の予備フレームは「テイルマテリアル」とも呼ばれます。

予備フレームを含むクリップ

A.
メディア開始

B.
予備フレーム

C.
インポイント

D.
アウトポイント

E.
予備フレーム

F.
メディア終了

場合によっては、ソースメディアに十分な長さの予備フレームがないことがあります。適用したトランジションのデュレーションに対して予備フレームのデュレーションが短い場合には、端のフレームを繰り返して対応しますというメッセージが表示されます。そのまま続行すると、トランジションは、警告を示す斜線が入った状態でタイムラインに表示されます。

繰り返しのフレームを使用するトランジション

トランジションで最適な結果を得るためには、実際に使用するクリップのデュレーションのインポイントとアウトポイントの前後に十分な予備フレームができるようにソースメディアを撮影し、キャプチャを行ってください。